震災の施設: 2007年11月アーカイブ

震災記念公園

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震災記念公園は、震災モニュメントのひとつです。
普通の公園と異なるのは、震災被害を伝えるものが必ず含まれています。
なかでも北淡町震災記念公園には、野島断層がありのままに保存され、展示されています。
オープンは平成16年12月1日で、震災体験館の一部です。
北淡町震災記念公園で展示されている活断層は、阪神・淡路大震災の一端を担ったともいわれています。
震災記念公園の保存館に展示されている震災の爪あとを見るにつけ、阪神・淡路大震災がいかに大きな被害をもたらしたのかが実感できるといえるでしょう。
また震災記念公園の活断層では、もとからあった断層がずれているのも確認できます。
震災記念公園では、地面が掘り下げられて保存されている部分もあります。
地下の状態も観察することができ、地震の様子などの一部分を垣間見ることができます。
140メートルにわたる断層を、震災のときのまま保存することは容易なことではありません。
しかし、震災記念公園で断層などを目の当たりにすることにより、地震の恐ろしさを知ることができます。
実際に被害に遭わなければ、地震の恐ろしさはわかりません。
でも地震の実態を知ることで、被災地などへの支援の気持ちも芽生えるのではないでしょうか。

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