震災報道

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震災報道の最初は、ニュース速報からはじまります。
震度1~3程度であれば、テレビ画面の上にテロップが流れておしまいといったケースが多いようです。
中型地震になり、ある程度の被害がでると、まず速報で震災報道をします。
被害状況などがテレビ局に集まったところで、一斉に報道センターからの震災報道が始まります。
震災報道では、まず震源地と各地の震度がでてきます。
その後、負傷者や行方不明者、死者などの概数が伝えられ、倒壊家屋などの状況は最後になります。
震災報道の第一報では、おおよその情報しか把握できていません。
その後、随時、入ってくる情報によって、夕方や夜のニュース番組で震災報道がされていきます。
阪神・淡路大震災や、新潟・中越地震のように大規模な震災では、特別番組が組まれます。
情報量が多く、行方不明者の判明などの状況が刻々と変わるからです。
新聞での震災報道では、死者や負傷者の名が挙げられます。
すでに死亡が確認されている遺体でも、報道上は身元が判明するまでは「行方不明者」としてカウントされます。
行方不明者がゼロになり、震災の被害状況が完全に把握できたところで報道自体が収束をしていきます。
そうなれば定時ニュースで、状況を報告するにとどまります。

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このページは、isが2007年10月 4日 10:20に書いたブログ記事です。

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