震災廃棄物処理

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震災廃棄物処理は、復興にあたって避けて通れないものです。
震災廃棄物処理が終わらないことには、復興ははじまりません。
倒壊した建物や家具など、廃棄物の種類は多岐にわたります。
廃棄物処理場が被災地にあれば、そこはまったく機能しないことになります。
震災廃棄物処理は、被災地から最も近い処理場で行うほかありません。
大規模な地震の場合、被災地が広範囲にわたります。
この場合の震災廃棄物処理は、近県の自治体が連携をとりあってやっていくしかないでしょう。
特に、医療用廃棄物など、特別な処理を必要とするものもあります。
震災では多くの負傷者がでるため、医療用廃棄物の量も多いと考えられます。
震災廃棄物処理のなかでも、これらの特別な処理法が必要なものは、最優先で行わなければなりません。
問題は、処理場が被害を免れ、すぐにでも稼動できる状態かどうかにあります。
震災復興が早くに行われる背景には、これらの震災廃棄物処理の問題もからんでくるのです。
危険物を扱っている場所では、それらを早期に撤去し、処理する必要性があります。
そのためには、まず稼動できる産業廃棄物処理場を、少しでも多く確保することが最優先事項といってもいいでしょう。

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このページは、isが2008年1月 6日 16:27に書いたブログ記事です。

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