震災体験は、学校の授業でも取り入られられています。
昔の避難訓練といえば、火災に対するものが主体でした。
社会情勢の変化に伴い、火災だけではなく不審者対策や震災対策なども盛り込まれるようになっています。
多くの学校では地震車を要請し、避難訓練の後で震災体験をさせることが多いようです。
震災体験では、震度6~7の大きな被害が出るような揺れを体感させます。
震災体験をした子供の多くが、「あらかじめ分かっていたので怖くなかったけど、いきなり地震がきたらびっくりすると思います」との感想を述べています。
子供の言うとおり、あらかじめ分かっていれば、それに対する心構えや備えなどもできます。
しかし、地震は規模も時期も予知することができません。
震災は、実際に被害に遭った人しか本当の恐ろしさは実感できません。
震災体験をすることで、少しでも地震の恐ろしさを知ることが重要なのです。
あれだけ多くの被害を出した阪神・淡路大震災でも、小学生は話として聞くだけで当時の惨状を知りません。
実際に子供たちに震災体験をさせることで、防災意識を高める必要があると思われます。
各地の震災センターでも、震災体験をすることができるので、訪れてみてはいかがでしょう。
震災体験
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