震災疎開

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震災疎開とは、被災者が一時的に被災地から離れることをいいます。
大規模な地震の場合、すぐに復興作業にかかれるわけではありません。
余震などによる二次災害も考えられるので、それを避けるために震災疎開をする人もいます。
震災疎開の先は、多くの場合が近県の近しい親類です。
被災地からあまり遠くに離れてしまうと、災害の状況などが把握しづらいという心理があるようです。
震災疎開をした人は、復興作業が始まれば被災地に戻ってきます。
しかし家が全壊した高齢者の場合、不動産を処分して、震災疎開した先に定住する人もいます。
子供が小さい家庭であれば、母親と子供だけを震災疎開させるケースもあります。
復興作業に時間がかかることが見込まれるのであれば、これも一つの方法だといえるでしょう。
地震の規模が大きいほど、余震などの影響は大きくなります。
小さい子供を抱えての復興作業は、ほぼ無理であるといわざるをえません。
それならば、危険を避けるためにも、一時的に被災地を離れることも仕方ないといえるでしょう。
震災疎開は、被害者を増やさないためにも、有効な手段であると思われます。
地震が多発する地域の人は、あらかじめ疎開先のあてをつけておくとよいでしょう。

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このページは、isが2008年2月 7日 16:26に書いたブログ記事です。

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